自家製肉入りちゃあしゅうめん 小 600円

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3年前から毎夏お盆休み近辺に長野県安曇野市にある学生時代の恩師の別荘に一泊で訪れている。

駅前の街から少し離れた森林立ち並ぶ自然に満ちあふれた非常に素晴らしいロケーションである。

その縁で長野関係のラーメンブログをちょろちょろ漁っていたら、非常にキニナルお店を発見した。

それまで営業していた大阪から安曇野に移り住み、非常にわかりにくいロケーションでひっそりとシンプルならーめんを提供しているのだという。

不定休で訪問のハードルもそこそこ高いようだ。

写真を見る限り非常に好みの感じ。

場所を見てみるとなんとお邪魔している別荘のすぐ近く。まさかあんなところにという場所ではないか。

ひとりで騒いでいると、旧知の信頼できるラーメン仲間Leoさんがふらっと訪れて食べてきたという。

よかったとのことで、期待は高まるばかり。

で、今年、家族のスケジュールを優先しつつもなんとかタイミングが合わないかと画策していたのだが、有明山神社そばでの川遊びの後、そのチャンスがやってきた。

どうか開いていてくれと祈るような気持ちで、その場所に訪れると、そこは見るからに田舎のスナック然としたお店が。

家族を車に待たせ、中が見えない厚い扉を

思い切って開けてみると、カウンター4,5席とテーブル一脚のこじんまりとした店内。

大将はフレンドリーでにこやかに丁寧に迎えてくれる。

このあと蕎麦を食べに行く予定だったので、メニューから小を選択。

自慢のちゃあしゅうめんにしてみた。

ビジュアルからしても京都系のラーメンを思い浮かべるが、また別のうまさ。

あっさりした醤油のコクとキラキラした脂からはクドさは感じられず、さっぱり喉を通る。

にゅうめんをも思わせる白い自家製麺は、食べ始め少しクセをかんじるがすぐに気にならなくなり、伸びもあり食べ応えある。

ま、こんな所でこんな味に出会えるとはと思えるレベルの高い味。

丁寧な作りにも好感が持てる。

また寄りたい。