チャーハンランチ650円
会社からもっとも近いラーメン屋で、毎日前を通るのだが、訪れるのは5年以上ぶりとなる。
もともとは藤一番やラーメン福と同じルーツの京都発祥のラーメン藤の店舗であり、20年ぐらい前に何度か食べている。
その後、今の会社に入った前後にFC離れをしたらしく、基本のラーメンは似た感じのままだったが、すこしずつ別のメニューが増え始める。
タンメンに力を入れはじめ、何度か食べたがその時はなかなかイケていた。
それから「点心房」と名前が変わったのはまだこの10年以内のことじゃなかったかな。
先回食べた時には、もうかなり藤のラーメンの形が崩れていたが、さて。
お昼は日替わりとチャーハンラーメンのランチメニュー2種類があったので、後者を注文。
客は半分ほどの入りだったが、ひとつひとつオーダーをこなしている。
昼時だが、慌ただしい雰囲気はなく、店の時間はゆっくり流れているという感じ。
2名体制だが、調理担当は一人。
手際のほどはよくわからなかったが、遅すぎるということもなかった。
ラーメンは、ラーメン藤の面影はもうほとんど残っていない。
もやしが乗った醤油ラーメンという程度の共通点しかない。あと、麺は似ているかな。
もやしも福のようにこんもりのっているわけでもないので、見た目ももう全然違う。
チャーハンはちゃんとチャーハンの味がして嬉しかった。
量も普通で、ミニサラダがついて650円なら、この辺のランチではなかなかコスパの高いセットといえるだろう。
こうしたお店に関してあれこれ論じるのも野暮な話だが、けしてまずくないですよ。アリです。
お昼のテレビを眺めながらだらだら食べるこうしたラーメンも、たまには(というか一般人として日常的には) 悪くないなあ、と実感。